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ストレッチについて

ストレッチは賛否ある。

よく言われるのは運動前のじわーっと行う静的ストレッチは筋力低下でパフォーマンス下げる。

また、運動前に反動つけて行う動的ストレッチはケガのリスクをさげる。

昨今のストレッチ不要論に一石を投じる筋力がアップするという内容の論文があったので紹介したい。

Chronic static stretching improves exercise performance Joke Kokkonen 1, Arnold G Nelson, Carol Eldredge, Jason B Winchester

日本語訳は以下

本研究は、静的ストレッチ運動が特定の運動パフォーマンスに及ぼす影響を検討することを目的とした。

方法(Methods) 本研究には 38名のボランティアが参加した。

ストレッチ群(STR)は、男性8名・女性11名で構成され、10週間にわたり、1回40分、週3回、下肢の主要な筋群すべてを対象とした静的ストレッチプログラムのみを実施した(他の運動は行わない)。

対照群(CON)は 男性8名・女性11名で構成され、研究期間中はいかなる定期的な運動習慣も行わなかった。

すべての被験者は、介入前後に以下の項目について測定を行った。

  • 柔軟性 パワー
  • 20mスプリント
  • 立ち幅跳び
  • 垂直跳び
  • 膝屈曲および膝伸展の最大挙上重量(1RM )
  • 筋持久力 膝屈曲・伸展それぞれについて、1RMの60%負荷での反復回数

結果(Results)

ストレッチ群(STR)では、以下の項目において**有意な平均改善(P<0.05)**が認められた。

  • 柔軟性:18.1% 向上
  • 立ち幅跳び:2.3% 向上
  • 垂直跳び:6.7% 向上
  • 20mスプリント:1.3% 改善
  • 膝屈曲 1RM:15.3% 向上
  • 膝伸展 1RM:32.4% 向上
  • 膝屈曲の筋持久力:30.4% 向上
  • 膝伸展の筋持久力:28.5% 向上

一方、対照群ではいずれの項目でも改善は認められなかった。

結論(Conclusion) 本研究は、長期的に行う静的ストレッチ運動のみでも、特定の運動パフォーマンスを向上させ得ることを示唆している。

また、従来の筋力トレーニングを行うことが困難な人であっても、ストレッチを通じて身体能力の向上を経験できる可能性があり、将来的により一般的なトレーニングプログラムへ移行するための手段となり得ると考えられる。 以上。

膝伸展 が1RM:32.4%も向上するのは、被験者が運動してない人たちのため、筋力というより神経系が向上した可能性もあると思われます。いずれにせよポジティブな反応はあるというデータでした。医学は日々進化するので常に様々な角度からの知識をインプットしていくことが大切ですね。

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鈴木

国家資格【柔道整復師】1985年生/男児二人の父。 大学在学中にリハビリの世界に興味を持ち徒手療法の世界に飛び込みました。AKA療法を駆使して体の痛みの根本にアプローチ。プロスポーツ選手のケア実績多数。慢性的な肩こりや腰痛で苦しむ方は非常に多いのに、病院では相手にされない方が多いのが現状です。医学的根拠に基づいたアプローチにこだわり、痛みや不調の治療に日々全力を注いでいます。ライン受付は24時間対応可能です。お気軽にお問合せください。

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