仙骨は回旋することをご存じですか?
骨盤の真ん中にある「仙骨」は、
実はわずかに回旋(横を向く動き)をします。

仙骨は左右の腸骨の間に挟まれた骨で、
歩行や姿勢の変化に応じて、数度だけ回旋します。
基本的には左回旋しているケースが多いですが、
もちろん右回旋することもあります。
では、仙骨が左回旋すると身体はどうなるのでしょうか?
一般的なパターンとしては、
- 仙骨が左回旋
- 下部腰椎も左回旋
- 代償として上部胸椎は右回旋
という、いわば“S字のねじれ”が生じます。
身体は常にバランスを取ろうとするため、
一部が回旋すると別の部位が反対方向へ回旋して調整します。
もちろん、すべてがこのパターンに当てはまるわけではありません。
しかし多くの場合、
重心バランスの偏りが回旋の一因となっています。
- 座位での片側荷重が多い
- 片側で立つ癖がある
- スポーツで偏った動作を繰り返す
このような習慣が、
仙骨や背骨の回旋パターンを作っていきます。
重要なのは
「回旋していること」ではなく
“戻れるかどうか”です。
回旋は本来、身体にとって必要な動きです。
しかし固定してしまうと、痛みや不調の原因になります。
慢性的な腰痛や、重心に違和感がある方は、
一度バランスをチェックしてみることをおすすめします。
