足底筋膜とふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)との関係です!
足底筋膜と下腿三頭筋は、足の動きを支えるために密接に関連しています。
足底筋膜は、足裏の厚い膜状の組織で、足裏からかかと、くるぶし、膝、そして大腿部に至るまで広がっています。足底筋膜は、足のアーチを保持し、足を支えるための大切な役割を担っています。
一方、下腿三頭筋は、脛骨とふくらはぎの筋肉群で、ふくらはぎを形成する筋肉です。下腿三頭筋は、足首を伸ばすための主要な筋肉であり、歩行や走行中に特に重要な役割を果たしています。
足底筋膜と下腿三頭筋は、足の動きを支配することで密接に関係しています。足首を伸ばすと、下腿三頭筋が収縮し、足底筋膜に張力がかかります。この張力によって、足のアーチが形成され、足裏が支えられます。また、足底筋膜が張力を維持することで、下腿三頭筋の効果的な収縮が促されます。
下腿三頭筋の硬さはかかとの骨を上に引っ張ってしまい、足底筋膜を突っ張らせてしまう要因になります。そのため、足底筋膜炎の人はふくらはぎも柔らかくないといけません。
足底筋膜と下腿三頭筋は、足の動きを支えるために密接に関連しており、互いに影響し合っていると言えます。